信じられない事実!!ルーマニアのメンス警察
ルーマニアはかつて1人の独裁者に支配されていました。
その時代には、信じられないことが、あたりまえのように行われていました。
そのひとつは「1人の女性あたり最低3人子供を生まなければならない」というものでした。
「胎児は社会全体の財産である。子供を産まない者は、国家存続という法に違反する脱党社である。」として、1970年当時、2,300万人を2000年に3,000万人に増やすという目的でした。
莫大な海外債務を抱え、その債務を返済するためにとられた政策です。
もし、3名子供を出産しないとペナルティートして、罰金をとられます。
そしてその政策を推進するために組織されたのが、なんと信じられない組織メンス警察(アダリトビデオになりそうな名前)です。
45歳未満の女性は3ヶ月おきに妊娠の有無をチェックすることが義務づけられ、これを担当する役人がメンス警察とよばれました。
もちろん、子供を堕ろすなんてことはできません。
単純というかすごいですね。
なんという政策でしょうか?
完全に人権が完全に無視されています。
国民の数を増やして、税収を上げる。
いまの時代となっては、信じられません。
いや、当時でも信じられません。
さらに驚くべきことは、国民の食料をほとんど海外に輸出してしまって、国民の口にする食べ物はほんのわずかでした。
食料を買うためには、早朝から長蛇の列に並びます。
長時間ならんでも、目的の食料を買える保証はありません。
食事を満足にとれるのは、一部の特権階級の人間と、オリンピックで活躍するエリート選手くらいでした。