ルーマニア、コマネチは引退後貧乏だった!!
旧共産圏のオリンピック代表選手は、金メダルをとれば一生安泰だと言われていた時代があります。
大きな家と高額のサラリーで特権階級の生活が保証されていると。
ルーマニアの体操選手コマネチが、オリンピックで数々の金メダルを獲得しても、引退後、その噂とは、まったく別の生活を送っていたのを知られるようになったのは、彼女の亡命後しばらくたってからです。
ルーマニアの国が大変な状況であることは、時々ニュースで見ることがあっても、コマネチほど有名な選手が食べることにも困る苦しい生活を送っていたことは、ほとんどの日本人は考えもしなかったでしょう。
引退後のコマネチは、大学に進学し、フォークダンスチームに振り付けの仕事をします。
給与はとても安く、日給は3ドルで、月の半ばには食べることにも困るほどでした。
そしてメンス警察の検査は免除になったそうですが、子供がいなかったため罰金は給与からひかれました。
しかし当時のルーマニアはすごい国です。
世界的に有名なオリンピック選手からも罰金をとるなんて。
引退してメダルをとれなくなったから、用無しなのでしょうか?
独裁者の考えることは、わかりません。